2012.12.18 Tuesday 22:20

景気良くなる?!

景気良くなる?!


自民党の大勝利で円安、株高ということで、日経平均も10,000円に届こうとしています。


これは、自民党の経済政策を期待して、さっそく景気がよくなっているってことなんでしょうか?


・・・ニッポンの経済談義なんて、私が書くのもおこがましく、また市役所試験対策からは少し離れますが、時事問題へのアプローチの一例として、ご参考まで。


私は、この文脈での円安・株高はあまり楽観視していません。


円安・株高ともに、日本円の現金、ぶっちゃけ諭吉さんのお札の価値が落ちるということです。


「輪転機を回し続けてお札を刷りまくる」。今度総理大臣になる方は、こんなようなことを言ったとか、言わなかったとか。


こんなふうに大量生産されて誰でも財布いっぱいに持てるようになった「紙きれ」お札には、みんな価値を感じなくなり、今までは1万円で売ってもいいと思っていたモノでも、2万円、3万円でも譲りたくなくなる。つまり、お金の価値が2分の1、3分の1と目減りしていきます。


となると、これまで一生懸命働いて毎月貯めてきた貯蓄(例えば100万円)が、実際は50万円の価値、さらには30万円の価値、とどんどん目減りしていく(つまり安いモノしか買えなくなる)ことになります。


現金で持っていたり銀行に貯金をしていたりすると、こうした価値の目減りをくらってしまいます。国債を買った場合も同じ目に遭います(100万円分の国債を買って、仮に10年後に利息10%ついて110万円になっても、お金の価値がそれ以上に目減りしたら、かえって損してます。逆に政府や地方自治体の立場からすれば、返還しなければならない国債や地方債の残高の価値が目減りするのは、実質的な借金棒引きなので、それが狙いのアクダマンなのかと勘ぐってしまいます)。


すると、蓄えの価値の目減りから逃れるには、どうすればいいでしょう。現金や債券以外の形で保有すればいいのです。


というわけで、株に換えておこう、外貨に換えておこう、ということで株高、外貨高(=円安)になっているともいえます。


株価が上がるのは、インフレ対策で資金が逃避したせいではないか、ということです。


同様に、円安も、円の外貨への逃避ともとれます。これまで続いた「円高」はさんざんな悪者扱いですが、では「円安」は大歓迎でしょうか?


確かに、輸出で稼ぐニッポンにとって、円が高くなると外国に売れなくなるので、特に輸出産業にとって円高は悪者の最たるものかもしれません。


円安になれば、輸出産業は有利になりますが、消費者一般の立場からすれば、インフレと合わせ、円安も物価高の要因となります。


円高(=外貨安)で、相対的に外国製品が安く仕入れられたので、販売価格も安く買えたのに、円安(=外貨高)になると、実質的に値上がりです。


・・・と、悲観的なことばかりが気になる私ですが、官僚(=国家公務員)の皆様に、極端な政策はほどほどにされることを期待します。

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