2013.01.09 Wednesday 22:35

実際、市役所の事務の仕事ってどんなよ?

市役所の職員で事務の仕事とは、いったいどんなんでしょうか。


実際に勤めてみないとイメージがわかないでしょうから、一つの事業の立ち上げを例に、必要な仕事と、必要な能力について、何回かに分けて、ご紹介していきたいと思います。


それでは、仮に、当市で初めて「障害者向け配食事業」を立ち上げる、という場面を例に、どんなことをして、どんな能力が必要がを見ていきます。


1 ニーズのキャッチ


新規事業を立ち上げるには、その事業が必要とされるニーズを把握する必要があります。


この把握のきっかけは、いろいろあります。例えば、
(1)議会で議員から提案され、課長から検討するよう命じられた
(2)市民や関係団体などから要望された
(3)資料や会議等で、他市では実施していることがわかった
(4)自分で必要だと思い込んだ
などが考えられます。もちろん、この(1)〜(4)だけではないでしょうし、また単体ではなく、組み合わさっている場合もあります。


(1)の場合は、上から指示されたという、「トップダウン」なので、自分でやる気にならなくてもやらなくてはならない仕事になります。


(2)や(3)の場合は、その事業を当市で立ち上げる必要性があるか、まず担当者である自分自身がそう思えるか、です。この場合の事業の立ち上げ方は、担当者レベルから上司にり、予算当局を巻き込む、という「ボトムアップ」になります。


いくら要望が寄せられても、自分自身が「新規事業なんてめんどくさい。自分の後任の担当者が考えてくれればいいな」なんて後ろ向きに思っていると、この時点でゲームオーバーです。


実際、ほんの一部の市民のニーズで、費用対効果的に重要でないならば、もちろん先送り(基本的に「やらない」)でいいのです。財政難の市役所です、「選択と集中」が大事です。


しかし、担当者レベルの個々の職員が、ここでその新規事業を前向きに考えてみるか、費用対効果の点で見送りがよいか、正しくかぎ分けることが、とても重要なことです。ここで必要になるのは、費用対効果を的確に判断できる評価能力、そして面倒がらずに前向きに考えられるかという意欲です。


そして、実際のところ、本当は検討に値する事業なのに、担当者レベルで見過ごして日の目を見ないということが、とても多いと思います。


必要な能力・スキル
・情報をキャッチする力
 :要望やクレームからも、改善に役立ちそうな要素を見つけ出そうとする力
・前例踏襲ばかりでなく、新しいことを怖がらず、面倒くさがらずやってみようと思える力
・(あると望ましいのが)新しいことを立ち上げたことのある経験(成功体験)

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